ぬくもり暮らし

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地球にやさしいエコな暮らしの実践アイディア・工夫集

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 最近、環境問題が深刻になっているとよく耳にします。 異常気象や災害の多発でそれを感じる機会が増えました。私たちにできることは何でしょうか・・・太陽光発電エコカーなど、選択肢もいま増えていますが、この記事ではもっと気軽に取り入れられそうな、暮らしの工夫を集めてみました。

 

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ゴミを減らすアイディア・工夫

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■ 買い物にはマイバッグを使う

ビニールのレジ袋の値段が安いので、お得さを考えると、必ずしもマイバッグを使わなくてもよさそうな気も…でも、ゴミを減らすという目的では、マイバッグの方が断然いいです。

 

■ お出掛けにはマイ箸・マイボトルを持っていく

外食より買い食い派!という人は、ぜひお出掛けの時お箸や水筒を持っていく習慣を。特に飲み物は、購入するより安くつくので節約にもなります。

 

■ 着ない服は切ってティッシュ代わりに

着古した服は、汚れをふき取るのに最適。ハガキサイズぐらいにハサミで切って小箱にストックしましょう。雑巾より簡単に作れて、ティッシュのように手軽に使えるのでとても便利です。

 

■ 使わなくなった布製品は裂いてヒモに

我が家では、シーツやカーテンなどのちょっと大きめの布製品は、使わなくなったらヒモにします。輪ゴム代わりに使ったり、段ボールをまとめる時などに使ったり…とかなり重宝するのでオススメです。

 

■ まだ使えるものはリサイクルショップへ

きれいに整えてリサイクルショップに持ち込めば買い取ってもらえます。捨てるよりもちょっとお得です。不用品がゴミにならず、誰かの役に立つので一石二鳥。

 

食べ物を残さない

基本中の基本ですが、フードロスが多い現代では、とても大事な心掛けです。

 

生ごみが出にくい食材を選ぶ

もし食材選びに困ったときは、捨てる部分が少ないものを選ぶのも一つの手。

生ごみが出にくい食材〉

ネギ、レタス、トマト、きゅうり、ナス、しいたけ、エリンギ、豆腐など

生ごみが出やすい食材〉

タマネギ、ジャガイモ、カボチャ、ピーマン、えのき、鶏手羽など

 

コンポストを使って生ごみを堆肥に

コンポストとは堆肥をつくる容器のことです。ベランダ菜園や家庭菜園などされてる方にうってつけのアイディア。

 

■ モノを買うときは捨てる時のことを考える

例えば、小包装されたお菓子や詰め替えできないシャンプーを選ぶと、ゴミの量が多くなってしまいます。また大きな家具や家電などは、簡単に捨てられないものも…。買う前にしっかりと考えましょう。

 

■ 『良いものを少しだけ』を意識する

安さ重視でモノを買ったりしていませんか?気軽に買った安い商品は、雑に扱ってすぐゴミになりがち。良質で本当に必要なものだけを選ぶ習慣をつけたいですね。

 

節電のアイディア・工夫

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■ 簡単な掃除はほうきとちり取りで

ちょっとした掃除なら、労力も時間も掃除機を使うのとそれほど変わりません。本腰を入れたお掃除のときも、ほうきで集めたチリを最後だけ掃除機で吸い取るようにすれば、節電になりそうです。

 

■ 家電のコンセントはこまめに抜く

電化製品は、電源が切れていてもコンセントに接続されていれば、電力を消費しています。今使わない家電のプラグは抜くようにしましょう。ただしテレビは内蔵時計が狂ったり、データ通信が行えなかったりするので抜かない方がよさそうです。

 

■ 冷蔵庫にはできるだけものを詰めない

食品を入れすぎると、その分冷やすのに電力を使います。また、食材を探し当てるのに時間がかかり冷蔵庫ドアを長く開けたままにしてしまうのも良くないですね。できるだけ詰め込まないように気をつけましょう。

 

■ 夏はエアコン冷房の設定温度を1℃上げる

たった1℃上げるだけで約10%も節電になるそうです。設定温度が高めでも、すだれやオーニングなどをうまく併用すると、快適に過ごせます。

 

■ 冬はエアコン暖房の設定温度を1℃下げる

暖房は逆に1℃下げるごとに約10%の節電に。設定温度が低めでも、厚着したり運動したりすると体は十分温まります。

 

■ 冬の食器洗いはゴム手袋で

冷たい水での食器洗いって本当につらいですよね。お湯を使ってしまいたくもなりますが、ゴム手袋で簡単に解決します。 

 

■ 不必要な家電は買わない

電気屋さんに行くといろんな家電がたくさん並んでいるので、つい欲しくなっちゃいますよね。でも家電で生活が便利になったとしても、幸福度が上がるとは限りません。あるもので工夫をしながら丁寧に暮らす方が、暮らしを楽しめるのかも。お掃除ロボットや食洗器、コーヒーメーカーなど…本当に必要か見極めが大切です。買うと使っちゃいますからね。

 

 

節水のアイディア・工夫

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ご存じですか?水を家庭に供給するのにも電力が使われていることを。なので節水するということは、省エネにつながりエコなんです。

 

■ 食器は洗う前にしばらく水に浸ける

水を張った洗い桶にしばらく浸けておくと、ご飯カスの固まりなども溶け、洗うときスルンと落ちるので節水につながります。

 

■ バスタオルは使わない

フェイスタオルぐらいの大きさでも意外と充分体は拭けてしまいます。洗濯物の量が減り、洗濯の水量を減らすことができるのでオススメです。

 

■ タオルを手ぬぐいに変えてみる

タオルって結構かさばるんですよね。洗濯の水量を減らすために、かさばるものはできるだけ避けたいところ。手ぬぐいは薄くて扱いやすく、水もしっかり吸い取ってくれて、しかも乾きやすいので良いですよ。

 

■ 雨水タンクを設置する

雨どいから雨水を溜められるしくみになってるので効率的。溜まった水はガーデニングや家庭菜園、洗車などに使えます。

 

■ 節水シャワーヘッドに変えてみる

シャワーって流しっぱなしにしてしまいがち。普通のものより穴が小さい節水シャワーヘッドを使ってみませんか?手元に止水ボタンが付いているものもあります。

 

 

その他のエコアイディア・工夫 

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■ 『地産地消』を意識する

地産地消とは、その地でつくられたものをその地で食べたり使ったりすること。輸送するのに使うエネルギーが少なくてすむので、省エネです。

 

■できるだけ旬の野菜を使う

旬ではないものも一年中スーパーに並んでいますが、そういう野菜は主にハウスで栽培されたもの。ハウス栽培は温度調節や照明などにエネルギーを使います。旬の野菜の中にもハウス栽培されたものがありますが、それでも旬じゃないものを選ぶより、省エネにつながるのではないかと思います。

 

■ 自家用車での移動をできるだけ避ける

輸送機関別の二酸化炭素排出量は自家用車が一番多いと聞きます。移動するときには徒歩や自転車、公共交通機関などを検討さてはいかがでしょうか。

 

おわりに

一度壊れてしまった環境は、簡単に戻すことはできないかもしれません。

 でも、一人ひとりが意識すれば、少しの改善は十分期待できるはず。そしてこれからの環境の変化を、緩やかにすることができる。生き物の体が適応できる程度に緩やかにする、という目標なら達成できるかも。

 一人ひとりの心がけが、きっと世界を動かす力になります。無駄な心掛けなんてありません。次世代のため、そして自分のためにも、できることから始めてみましょう。