昔ながらのドライフルーツ!【干し柿】のつくり方
日本の伝統的なドライフルーツといえば…
やっぱり“干し柿”。
お正月頃にスーパーでよく見かけます。
そんな干し柿を
自分で作ることができたら素敵ですよね。
そこで、我が家に代々伝わる干し柿のつくり方を
ご紹介したいと思います。
簡単なのでぜひ作ってみてくださいね!
干し柿づくりに必要なもの
柿
一般的に、干し柿は“渋柿”で作ります。
渋柿の方が、干し柿にしたときにより甘くなるからです。
しかし、甘柿でも作れますので、手に入った方で大丈夫。
柿がスーパーに並ぶ時期は、秋頃です。
熟しすぎたものより、少し固いくらいの方が作りやすいと思います。
ハサミと包丁
枝の処理や皮むきに使います。
ハサミは、剪定鋏がベストです。
ヒモ
柿を吊るすための、細めのヒモを準備します。
タコ糸や麻紐、ビニール紐などでOKです。
鍋と水
柿を干す直前、沸騰したお湯に一瞬くぐらせますので、用意しておきます。
干す場所
雨の当たらない風通しの良い場所に、物干し竿を設置しておきましょう。
干し柿づくりの手順
①ハサミを使って、ヘタの部分の枝をT字になるようカットします。
②ヘタの、柿に密着していない部分もカットします。
この工程は省略しても大丈夫です。
カビ発生の心配を少しでも取り除きたい方は、カットした方が良いと思います。
③皮をむきます。
このとき、ヘタのまわりと、おしりの部分は、皮を少し残しておきましょう。
そうしないと、干しているときに落下することがあるようです。
④T字にした柿の枝に紐を結びつけます。
50cmほどに切った紐の両端に柿を結びつけます。
⑤鍋にお湯を沸かし、柿を5秒ほどつけます。
⑥雨の当たらない風通しの良い場所に吊るします。
柿同士が触れ合わないよう、ずらしたり、間隔を空けたりして干すようにしましょう。
くっついていると、カビが生えやすくなるのでご注意ください!
⑦干し始めて3週間ほどたった頃から、おいしく食べられるように。
干している期間中に、たまに手でもんであげると、よりおいしくなるそうです。
干す期間によって、食感や風味が変わるのがおもしろい!
ぜひお試しください♪